『一からのモノづくり』~共同で舞台や映画を作ることに必要な要素~

   


皆さん、こんにちは!今日は、タイトルにもあるように、(誰かと共同での)舞台あるいは映画を創作する、その『一からのモノづくり』に必要なことを、僕なりに書いてみたいと思います。

 

自分も過去に演劇ユニットを組んで、舞台活動に専念したことがあります。その時の経験を主体に述べます。

たとえば、あらかじめ自分の役が決まっていて演出家や監督が決まっているとします。それならば俳優は、指示を仰ぎながら、与えられた台本に沿って役を演じることに徹すればよいでしょう。

しかし、台本も決まっておらず、チームを組んだ全員で、舞台なり映画なりを一から創作するという形態ならば、そうはいきません。いろいろ話し合いや意見を交わしながら、時間をかけて互いに共通の意識を高めて進行することが必要となってきます。

とくに、舞台や映画は一人の力のみでは成立しにくく、人との協力関係がないと成立しません。

 

そこで、より良い作品を作るうえで注意しなければならない点が一つあります。

誰か新しい意見やアイデアを提案したとき、「そんなの無理だ!」「できるわけがない!」と頭ごなしに、すぐに否定してはいけないことです。これは、とても良くないことです。

こういう発言をしてしまう人は、単に人の意見を否定するだけで、ではもっと良いアイデアを提案するかといえば、それもしない傾向にあります。(←あくまで、私の経験ですが。)

結局、新しいことに取り組むことに不安なだけなのです。しかし実際、やってみないと分かりません。

台本を読んで、「これは実現できるのかな?」と第一印象で『疑問符』があっても、練習で演じてみて「あれ?なかなか、面白いぞ!」となった経験を私は何度も経験しています。

 

『誰かが思いもよらなかった発想を皆に提案した。その発想に、他のみんなも想像力を駆り立て、さらに高まるように思いを巡らせる。そして具体化する。』

このプロセスにこそ、クリエイティブ・モードが生み出されます。クリエイティブ・モードとは、個々が創造活動に没頭し、楽しみながら共同でモノをつくる状態を意味しています。

そのとき、とても友好な関係がチームに芽生えます。ここに水を差すような偏見や固定観念の押し付けは、むしろタブーでしょう。

 

相手の意見を尊重する精神。「ほ~、面白そうだ!やってみよう!」と行動に移すこと。

それが、誰にも想像つかなかった作品内容になる可能性は多いにあります。ひとりの発想が呼び水となり、他の人の想像を駆り立て、想像が連鎖し、秀でた作品になる。

 

チーム一丸となって『一からモノづくり』に励むこと。常に、クリエイティブ・モードで包まれていたいものです。(おしまい)

でも、皆さん、今日も人生の良きステージを!

 

 - 演技・演劇