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『整体施術』が生んだ身体表現の新たな可能性

   


皆さん、こんにちは!
今日は、演技表現に関連した話を書きます。

 

昨日知人の整体師さんから、身体のケアをしてもらいました。これまで、重い病や大きな怪我をしたことがなかったので、実は人生初の整体!

今現在特にどこかが痛むとかはないのですが身体の状態を知りたい意図があり今回お願いしました。

 

その整体師さんは、過去に俳優活動もしており、「身体と表現力の密接な関係」にも着目し仕事をされて共通認識の下での施術でした。

 

まず、はじめに直立不動で立つように指示を受けました。
整体師さんは、私の後方に立つ。

後ろから見た私の立ち姿の特徴とは?
右肩が前方、左肩が後方に傾いている。つまり、『捻じれ』が生じていると指摘を受けました。

 

そのようなことは全く知りませんでした。

自分では真っ直ぐ正面に立っていると思っていても、外から見れば、そうではないという事実。

 

『自分が表現していると思っていても、観客から見たら、まったく表現されていない場合がある』

『ある俳優が、「今日は最高の演技が出来た!」と意気揚々に舞台を降りたら、批評家や観客からは、(その演技の出来栄えを)痛烈に酷評され、それに驚いた。』

 

こうして、ある俳優が、このズレに疑問を持ったところから、「演技技術の探求」がロシアから始まりました。私の身体の捻じれの事実は、そこにも重なっていると痛感しました。

 

そのあと、布団に仰向けになり、指圧を中心とした整体が開始。身体の各部位に対して、丁寧に施術をしていただきました。

身体のリラックスの度合いが増す感覚と、体温の緩やかな上昇の感覚。心地よさは、この上ありませんでした。

 

そして、術後に、整体師さんから、あるアドバイスがあり、こちらも興味深かったです。

「たとえば身体の各部位で痛みが生じる角度があったとする。その角度から別の方向にゆっくりと動かし心地良い角度を探す。そうして心地よい角度をいくつも探すことで、身体に対してより繊細になる。」

 

私は、このアドバイスを聞いて、とても感銘を受けました。身体表現のバイタリティーが、もっとアップするのではないかと。

ハードなトレーニングをすることで得られる『身体の強さ』。そこに、微妙な角度や位置をゆっくりと探すことによって得られる『身体の繊細さ』。

 

その両面が上手く合致したとき、俳優表現の新たなレベルにも行きつけるという予感。
繊細かつ強靭な肉体への必要性。(理想的ですね!)

素晴らしいアドバイスをいただいたと思います。

 

人生初めての整体でしたが、身体のケアだけではなく、上記の様々な認識もいただきました。

身体表現というのは、さまざまな角度から追求する必要があると思います。整体師さんのアドバイス通り、心地よい角度の探求を実行したいと思います。

それによって得られた発見があれば、また後日ブログに記事にします!

 

では、皆さん、今日も人生の良きステージを!

 

 

 - 演技・演劇