ある古武道の師範、その素晴らしき態度

   


皆さん、こんにちは!今日は、先日知人に紹介を受け受講した『古武道』のワークショップについて書きます。

 

一般の方、俳優の方、男性・女性含めて、9名の受講者。世田谷区にある武道場を借りてのワークショップでした。

空手から始まり、杖術、居合の実践へと続くレッスン。2時間半の中で、非常に内容の濃いカリキュラムでした。その先頭に立って指導していただいた古武道の師範。

空手の一連の動きは、単に形だけではなく内的パワーを駆使し、重厚なそのもの。杖術、居合の動きも同じように、キレだけではなく、重みを感じさせる力量。

何年も、何年も時間をかけて、練習に費やしたからこそ生まれる動き。つまり『本物の古武道』を私は目の前にし、気持ちが熱くなりました。

 

そして、このワークショップで師範の指導を受けて、とても感心したことがあります。それは、(師範が)受講生に対して、誰一人差別することなく、平等に指導をされていたことです。

「そんなの当たり前のことじゃないか!」と言う人もいるでしょう。

しかし、意外に、そうしたフェアな指導ができない人、多いと思います。自分の好き嫌いで、ある生徒を贔屓したり、ある生徒を遠ざけたり。

自分も過去何回か、色んなジャンルのワークショップを受けましたが、指導者のアンフェアな態度が見受けられる経験がいくつかありました。

 

やはり、お金を払って全員が受講しているわけですから、一人一人に満遍なく指導を促すことは、指導する方には、求められます。

今回の古武道の師範は、力量、経験の有無関係なく、全員に懇切丁寧に指導されていました。そうした、いわゆる平等の精神を感じて、私は師範に感銘を受けたのです。

そうした師範の態度があるからこそ、古武道についての説明や根底の精神・あり方を師範が語ったとき、とても説得力が籠っている感じました。素直に、説明に聞き入ってしまう。

それは、師範の古武道のテクニックからではなく、指導の態度・姿勢からもたらされたものでしょう。

もし、師範に、受講生を差別する意識があったとしたら、いくら古武道の精神性などを詳しく説明されても、どこかで心に「?マーク」が過ぎったと思います。

 

ワークショップが、とても内容の濃いものであり、学びの時間を共有でき、「ああ、今日受けて良かった!」と思わせたのは、その根底に流れる受講生一人一人に対する思いによってに他ありません。

『本物』がそこに在りました。素晴らしい体験を頂きました。(おしまい)

では、皆さん、今日も人生の良きステージを!

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