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二刀流の醍醐味~全ての人に備わっている能力~

   


皆さん、こんにちは!

二刀流』という言葉。プロ野球・北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手のチャレンジにより一躍世間に広まったフレーズです。プロ野球の歴史上、「投手は、投手のみに従事する」というカテゴリーを外して、打者でも主力で起用するという試み。

その新しい挑戦によって、賛否両論も巻き起こっています。
「これから将来、投手に専念したほうが良い。」「故障の危険性があるから、二刀流は反対だ!」
二刀流に関する評論家の方々の否定的な意見は、大体このような発言です。

それに対して、大谷選手は、今年は投手でも打者でもハイレベルな成績を残しています。数々の否定的見解に対して、それが偏見であると言わんばかりの好成績を残している事実。選手として自分が本当に在りたい姿を徹底していることに、私は爽快感を感じたりもします。

 

私は、個人的な意見として、大谷翔平選手の二刀流は大賛成です。常識を覆す楽しみやワクワク感も二刀流には在ると思います。しかし、プロ野球ファンとしての楽しみ方以上に、人生においての重要なキーワードを与えてくれていると思われます。

『投手としての能力』と『打者としての能力』、両方を鍛えることで、その両者が共鳴し感化されることで、未知なる能力開発がスタートする強い可能性を秘めていると私は思うのです。そして、大谷選手は、既にそこに向かっています。怪物と言われる所以です。

 

~二つのことを同時並行で進行すること~

私自身、一人芝居の構成として、一話につき10分〜15分のショートコメディストーリーを数種類創作して舞台に乗せる『オムニバス形式』をとっています。
ショートコメディ一作品を創作する際、最初に台本を完成させてから練習を積み上げるのではなく、役に成りきりながら台詞を発し台本を固めていく方法をとっています。
(物語の構成、役のキャラクター、台詞、台本創作が同時並行に進むやり方です。)

 

スムーズにコメディストーリーが完成へと向かえば良いですが、時には行き詰まって思うように進まないこともあります。
そういう場合に、別のコメディストーリーを創作していく手段をとります。すると、別の物語を創り上げていく過程で、行き詰まった方の物語の発想が新しく生まれ、完成に向かうケースが多いです。
(不思議なものです。)

つまり、別のストーリーを創作することで想像力がより感化されて、どうしても前に進まなかったもう一つの物語へのクリエイトに好影響を与える現象です。
これも一つの『二刀流』だと、私は思います。

 

もう一つ、例を挙げます。
幸福になるためのノウハウなど、多くの本が出版されています。
『幸せになるための方法を、とても解りやすく書かれている本』を読むのと並行して『幸せになるための方法を難解ですが深く書かれている本』を読むとします。

解りやすく書かれている本と、深く書かれている本を並行して読むと、二つの別々の本に書かれている内容から、インスピレーションを強く受け取れることも、私は経験しています。『幸福』に関して書かれた対照的な別々の本を読むことで、新しい視点が生まれ、心の中で何かが作用されているのだと思われます。

 

要するに、身近なところで、私たちは『二刀流』を実行することが出来るとお伝えしたいです!一つの事にこだわりを持ち、追求することも一つの美学です。
しかし、自分の能力をさらに開花させるために、同時並行で二つ以上のことをする試みも注目すべきだと思います。

『二刀流』という言葉は、身近に実行できるし使えるのではないでしょうか?
皆さんの自由な発想で、このフレーズを用いることを私はオススメします。
最後に皆さんに、以下の言葉を伝えて、今日のブログを締めくくりたいと思います。

「二刀流は、大谷翔平選手だけのものでない!すべての人たちに備わっている私たちの能力である!」

では、皆さん、今日も人生の有意義なステージをお過ごしください!

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