幸せは、自分では気づかない!~あるサラリーマンの一例~
2016/07/04
皆さん、こんにちは!
今日の記事は、『人生』のカテゴリーの話題です。
人は皆、
「幸せになりたい。」 「幸せな暮らしがしたい。」 「幸せを掴みたい」などなど、
『幸せ』に焦点を当てて過ごしているかと思います。
私自身も、そうです。いつかは、お金持ちになって裕福に暮らしたいだとか、そのために頑張るだとか、そんなことを思い描いて生きてきました。
今現在も、幸せを思い浮かべながら生きています。(笑)
先日、ある友人から話がありました。
その話が、なかなか面白かったので、ここに紹介します。
(※匿名ですが、解りやすくするためイニシャルで記載します。)
僕の友人Aさんには、大学時代からの親しい知り合いがいます。
Kさん(男性)です。(Aさんとは違う企業で働いています。)
このKさんは、Aさんに対して会社の上司の愚痴や不平不満をいつもメールしてくるらしいです。
その頻度が半端ではないらしいです。
上司に何を言われて、何をされたかなど具体的例を細かく文章にして携帯電話のメールに送られてくるそうです。
Aさんは、とても良い人なんです。
学生時代から親しい間柄なので、Aさんなりの助言を毎回返信しているとのこと。
なかなか、できることではありません(笑)
しかし、Aさんは途中で(ある傾向に)気づいたそうです。
『Kさんのメールで、仕事そのものの悩み相談が無い。』
送られてくるメールは、会社の上司のことばかり。
Kさんに電話で質問したところ、仕事では顧客との関係も良好で順調らしいです。
Aさんにとっては、そんなKさんが羨ましいと語っていました。
「どうやって営業成績を上げようか」、「顧客にどのように製品を売り込もうか」という悩みが、Aさんには多いそうです。(「職場の人間関係の悩みなど、二の次だ!」とも語ってました。)
そして、ここからが重要です!
Aさんが、たまにKさんに電話したとき、
「いま大手銀行の社長と飲んでいる最中です。」
「知り合いのツテで偶然安い旅行チケットが手に入り(旅行先で)いま楽しんでいる」
などなど、電話の向こうでは、Kさんは(一般的には)なかなか会えない人と親交を深めていたり、プライベートで幸運に恵まれていたりしている場面が多いらしいです。
それなのに、Kさんのメールでは、決まって会社の上司の愚痴。(まるで、自分が悲劇の主人公のようなメール内容・・・。)
私は、Kさんのエピソードを聞いて、思うことがありました。
『自分がいかに幸福で恵まれているかは、本人はなかなか気づかない』
ということです。
多くの人は、目先の悩みや問題に囚われていて、気持ちが一杯一杯になりがちです。
つまり悩みそのものに焦点を当ててしまっています。
他者が外から見れば、
「この人は(経済的にも、人生的にも)恵まれているのになぁ・・・。」
このように、本人の心境とは反対のイメージを持たれることって、世の中、多いと思います。
●『自分がもたらした演技表現は、(本人が持ったイメージとは全く違うかたちで)他者には映っていた。』
『本人は良かれと思っていた演技が、観客には良く思われていなかった』という事実に気づかされて、演技技術の追求がロシアで初めて起きました。(=スタニスラフスキーテクニックの構築)
それだけ、自己イメージと外から見た自分の見られ方とのギャップって、結構シビアなのではないでしょうか。
~幸せは、自分では気づかない~
他者から、「あなたは幸せそうだ!」と言われたとき、きっとその通りだと思います。
ですから、大抵の人は皆、結構幸せなのかも知れませんね!
では、皆さん、今日も幸福なる人生のステージをお過ごしください!