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アーティストの力量~YOUTUBE動画での体験~

   


皆さん、こんにちは!今日は、先月、私の知人が経営している会社が制作したYOUTUBE動画撮影での体験について書きたいと思います。

その動画の内容とは、私がトニーマサキというキャラクターに扮し司会進行しながら、知人の会社が扱っている商品を説明。説明の最中、ともに参加のドラマーの方が、私の言葉・言葉に効果音を即興で入れたり、演奏する。

司会の私と、ドラマーの奏でる音との掛け合いで、コメディックな商品説明動画を成立させるという内容でした。

 

しかし、時間とスケジュールの都合上もあり、撮影当日まで、ドラマーの方とも会うことが出来ない状態。(しかも、ドラマーの方とは過去一度も会ったことがない。完全に初対面)

あらかじめ、撮影台本を私が書いたのですが、電話やメールでの連絡止まり。何もかも、当日、ぶっつけ本番状態でした。

「果たして、どうなるのか?」 正直、かなり不安でしたね。

 

そして、撮影当日。スタジオで、ドラマーの方と初対面。与えられた場所の広さ、照明の明るさ、距離感、カメラワーク、音の強弱などなど、スタジオに訪れて初めて分かった事実。

与えられた時間も限られている。どうなるか?そして・・・。

 

しかし、そこは互いにアーティスト。(私の当初の心配をよそに)互いに意気投合しながら、どんどん進行することが出来ました。余計な言葉は必要ない。アーティストどうしの感性と感性の『阿吽の呼吸』。

私の要望に対して、そのニュアンスを受け取りながら、ドラマーの方は、タイミングや音の選択をしてくれました。

撮影中、私が大切にしたのは、互いに目と目を合わす事。これは、シンプルなようで最も大切だと思います。互いの交流が大事な場であるのにも関わらず、目も合わせられないとなると、そこに『冷たさ』が生じる。

どうしても、関係が希薄になり、エンターテイメントが生み出す人間的温かさが失われてしまいます。

 

それは、こうした表現者どうしの話だけではなく、一般社会の場でも同じでしょう。『目を見ながら話すこと』ができないまま、良いものを生み出せるかと言えば、そうではないでしょう。

いかに、自分の心をOPENにするか。個々が責任を負うと私は思います。

 

こうして、無事に撮影が終了しました。しかも、最後は時間が余ったので、ドラマーの方の提案で、当初プランには無かったエンディングの映像も撮影しました。

このように成りえたのは、アーティストどうしの固い絆があったから。

 

アーティストの力量が試される瞬間。それは、準備期間がなく急にやらされても自分の力がフルに出来るかどうか。そのために、普段から、いかに力量を積み上げていくか。そこに、かかっていると思います。(おしまい)

では、皆さん、今日も人生の良きステージを!

 

 

 - アート(表現に関する全般)