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ブルーノマーズ&マーク・ロンソン『アップタウン・ファンク』~動画再生回数19億の凄さ~

      2017/04/29


皆さん、こんにちは!
本日のブログ記事では、マーク・ロンソンブルーノマーズによるコラボ曲「アップタウン・ファンク」(UpTown Funk!)について、私の視点から、当ブログで語りたいと思います!

 

この曲は、ミュージシャン、DJ、音楽プロデューサーのマーク・ロンソンさんのシングル曲ですが、ボーカルにブルーノマーズさんが参加。2014年11月に発売。

リリース後は全米ビルボードチャートや全英シングルチャートなど、各国で1位を獲得。2015年4月には全米シングルチャート1位を14週連続で記録。2015年に行われた第35回ブリット・アワードでは「British Single of the Year」を受賞。

 

2016年に行われた第58回グラミー賞では最優秀レコード賞を受賞。マーク・ロンソンさん、ブルーノマーズさんの代表曲であり、メガヒットとなりました。

私は音楽については、専門的知識はありませんが、プロモーションビデオ(PV)の秀逸さは、特筆すべき完成度であると思っています。

と、私が申すまでもなく、この曲のプロモーションビデオは、(現時点において)YouTubeにおいて動画再生回数19億を超えています!(笑)

 

~なぜ、ここまで、プロモーションビデオが、多くの人々の心を掴み取ったのか~

私の視点で、言及していきます。

まず、この曲は、基本的には、マーク・ロンソンさんの曲ですが、ブルーノマーズさんを全面に押し出し、画面上で、ご本人は、脇役的なポジションに徹していることです。

これは、とても共感を得るものと思われます。普通は、「主催者」である自分が表に立ちたいところですが、それが行き過ぎると、「エゴ」として誤解を招いてしまうかも知れません。

しかし、自分が一歩下がることで、かえってファンからの信頼を勝ち得て、共感を生むことになります。そこが、大きなポイントであると私は思います。

 

このプロモーションビデオには、ブルーノマーズさんを中心に、4人の黒人の方々がバックダンサー的に共に歌い踊っています。そして、その脇には白人のマーク・ロンソンさんが、地味に出演している構成です。

黒人・白人が人種を超えて共に創り上げている点で、「クリーンさ」を醸し出しています。ここも魅力の一つです。

サングラスと、シックな紫のジャケットを着込んだブルーノマーズさんは、「ちょっとキザだけど、カッコ良い兄ちゃん」という感じの出で立ち。4人の黒人の皆さんの個性的な色あいの衣装。そのバランス感覚は、ファッション性の高さを感じさせてくれます。

 

ちょっと下町っぽい雰囲気の場所で、踊り歌う主人公たち。
歌詞の内容を見ると、要するに「俺のダンスを観てくれないか!?」という、一人の青年のシンプルな主張です。とりわけ、深く重々しい感じではなく、軽くライトな内容です。

これも、大ヒットの大きな理由であると思います!
強いメッセージ性のある歌詞ではありません。ライトかつシンプルさが、誰にも解りやすく、カッコ良く、共に歌って踊ってみたいという親近感をもたらしてくれます。

 

「ちょっとキザな、どこにでもいる兄ちゃんが、リズミカルで、カッコ良いダンスとともに歌っている様子」

これこそ、まさに『アップタウン・ファンク』という曲のテーマであり、その主題に沿って、奇抜であり、どこかレトロ的でもあり、そして懐かしさを醸し出して映像化されている点が、見事だと私は思います。

親しみやすさ』
ここに、尽きるでしょう。深いテーマ性もなく、非常にライトですが、人々にとって、このような音楽的表現は、必要とされているのではないでしょうか?

暗いニュースや、不安をあおるニュースが、情報として溢れかえっています。それだけに、現代人にとって、心の安らぎを持てなくなる危惧は、常にあるでしょう。

 

人々の心の不安定さを、潤してくれる映像構成です。
「鑑賞するだけで、嬉しくなる!」 これだけで、絶大な社会貢献であると思われます。

わずか4分30秒の映像で、これほどまでに多くの人々の心に、好影響を与えるということ。
私自身、音楽とプロモーションビデオがもたらす大きな価値を痛感しました。

 

本日は、世界的にビッグヒットとなった『アップタウン・ファンク』のご紹介しました。
このブログ記事が、参考にあれば幸いです!

 

では、皆さん、本日も、かけがえのない人生のステージをお過ごしください!

 

 

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 - 音楽