ブルーノマーズ&マーク・ロンソン『アップタウン・ファンク』~動画再生回数19億の凄さ~
2017/04/29
皆さん、こんにちは!
本日のブログ記事では、マーク・ロンソン、
この曲は、ミュージシャン、DJ、音楽プロデューサーのマーク・
と、私が申すまでもなく、この曲のプロモーションビデオは、(現時点において)YouTubeにおいて、動画再生回数19億を超えています!(笑)
~なぜ、ここまで、プロモーションビデオが、多くの人々の心を掴み取ったのか~
私の視点で、言及していきます。
まず、この曲は、基本的には、マーク・ロンソンさんの曲ですが、ブルーノマーズさんを全面に押し出し、画面上で、ご本人は、脇役的なポジションに徹していることです。
これは、とても共感を得るものと思われます。普通は、「主催者」である自分が表に立ちたいところですが、それが行き過ぎると、「エゴ」として誤解を招いてしまうかも知れません。
しかし、自分が一歩下がることで、かえってファンからの信頼を勝ち得て、共感を生むことになります。そこが、大きなポイントであると私は思います。
このプロモーションビデオには、ブルーノマーズさんを中心に、4人の黒人の方々がバックダンサー的に共に歌い踊っています。そして、その脇には白人のマーク・ロンソンさんが、地味に出演している構成です。
黒人・白人が人種を超えて共に創り上げている点で、「クリーンさ」を醸し出しています。ここも魅力の一つです。
サングラスと、シックな紫のジャケットを着込んだブルーノマーズさんは、「ちょっとキザだけど、カッコ良い兄ちゃん」という感じの出で立ち。4人の黒人の皆さんの個性的な色あいの衣装。そのバランス感覚は、ファッション性の高さを感じさせてくれます。
ちょっと下町っぽい雰囲気の場所で、踊り歌う主人公たち。
歌詞の内容を見ると、要するに「俺のダンスを観てくれないか!?」という、一人の青年のシンプルな主張です。とりわけ、深く重々しい感じではなく、軽くライトな内容です。
これも、大ヒットの大きな理由であると思います!
強いメッセージ性のある歌詞ではありません。ライトかつシンプルさが、誰にも解りやすく、カッコ良く、共に歌って踊ってみたいという親近感をもたらしてくれます。
「ちょっとキザな、どこにでもいる兄ちゃんが、リズミカルで、カッコ良いダンスとともに歌っている様子」
これこそ、まさに『アップタウン・ファンク』という曲のテーマであり、その主題に沿って、奇抜であり、どこかレトロ的でもあり、そして懐かしさを醸し出して映像化されている点が、見事だと私は思います。
『
親しみやすさ』
ここに、尽きるでしょう。深いテーマ性もなく、非常にライトですが、人々にとって、このような音楽的表現は、必要とされているのではないでしょうか?
暗いニュースや、不安をあおるニュースが、情報として溢れかえっています。それだけに、現代人にとって、心の安らぎを持てなくなる危惧は、常にあるでしょう。
人々の心の不安定さを、潤してくれる映像構成です。
「鑑賞するだけで、嬉しくなる!」 これだけで、絶大な社会貢献であると思われます。
わずか4分30秒の映像で、これほどまでに多くの人々の心に、好影響を与えるということ。
私自身、音楽とプロモーションビデオがもたらす大きな価値を痛感しました。
本日は、世界的にビッグヒットとなった『アップタウン・ファンク』のご紹介しました。
このブログ記事が、参考にあれば幸いです!
では、皆さん、本日も、かけがえのない人生のステージをお過ごしください!