映画『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』について~私的映画評論~
皆さん、こんにちは!
今日のブログ記事は、ザック・
全体的な感想として、「(絶賛ではなく)賛否両論される出来栄えであった」のも無理もないかなという感じで
しかも、
私個人の感想として、「良い線まで行っているが、もう一歩欲しかった、、、。」
良かった点としては、
このリアル感がないと、
もう一点、注目すべきは、今回バットマンを演じたベン・アフレックさんです。ダークナイトシリーズでバットマンを演じたクリスチャン・ベイルさんの存在感は、観客に今なお好印象を与えています。
そのイメージが強かったので、ベン・アフレックさんがバットマンを引き継いで演じることは、とても難しいシチュエーションだったことでしょう。しかし、本作では、バットマンあるいは正体であるブルース・ウェイン氏を力強く演じています。
幼少時、親を殺されたブルース・ウェインの悲しい記憶と、心に残された傷との葛藤は、バットマンシリーズにおいては非常に重要なキーワードです。その内面をベン・アフレックさんは深く掘り下げながら場面・場面を演じています。この作品に深みを与える一因となっています。
もし、ベン・アフレックさんの演技が乏しかったら、作品自体が成立しなかった恐れがあるでしょう。クリスチャン・ベイルさんのイメージを払拭するという義務が生じながら、バットマンの心情をリアルに演じ切っている点において、ベン・アフレックさんを称賛すべきだと私個人は思います。
この映画の良さを二点挙げましたが、続編に関しては、製作側の判断次第だと思われます。観客の支持率が高かった分、続編の公開に関する可能性も0ではありません。しかし、それも脚本の出来次第でしょう。バットマンとスーパーマンという二大スーパーヒーローが同じ世界で遭遇しリンクするという命題は、ある意味、ハンディキャップであるとも思われます。
そのハンデをどのように乗り越えて作品化するか・・・。この映画をシリーズ化するには、圧倒的な脚本が必要不可欠であるということです。まさに、作品そのものが『正念場』に位置づけられています。
では、皆さん、今日も素晴らしい人生のステージをお過ごしください!