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社会や他人の価値観に飲まれない生き方

      2016/07/04


皆さん、こんにちは!

今日は、人としての生き方について私の視点で書きたいと思います。

 

「自分の人生は、自分の物。他人の物ではない。」

自己啓発本とかでも、こうしたフレーズは多く掲載されていると思います。

 

当然の事かもしれませんが、人はやはり弱い生き物。

社会がもたらす価値観、人がもたらす意見に耳を傾けすぎて、自分の主張を曲げることは、よくあると思います。(私も、しょっちゅうです。)

そうなると、自分の人生を他人に委ねていることになります。

 

だけど、社会の流行や人の意見を素直に聞き入れることも大事ですが、自分の本当にやりたいことを曲げてまで取り入れる必要性は無いと思います。

 

社会的な価値観、他者の意見は、アテにならないという事実。

たとえば、日本が経済的に豊かな時代、学歴が重んじられて「有名大学に入学→卒業」が最重要とされていました。

 

私も、毎日必死になって受験勉強をしたものです。そして、やっとのことで大学に入学し、(高い授業料を払って)大学4年間を卒業。

しかし、いざ就職活動を開始したら、日本の経済が低迷。

そうするとどうなったか・・・。
今度は、『資格』を持っているか・持っていないかが重要視される時代となりました。

 

当時、これには、大きな矛盾を感じました。
あれほど、学歴重視の社会だったはずが、経済の低迷により手の平を返したかのごとく、今後は、資格重視の社会に・・・。

「学歴が大切だ!学歴が一番だ!」と謳っていたのに、「(なんら責任感もなく)学歴など、もはや意味がない。資格を取得していて何ができるかが重要だ!」となったわけです。

(※あくまで、社会の価値観の変貌に対する私個人の印象です。)

 

高校時代、当時の私は専門学校に通い、資格を取ることを望んでいました。ところが親の意見や社会の風潮に飲まれるかたちで、大学進学を選んだことを記憶しております。

 

今にしてみれば、

「あのとき、自分の気持ちを優先していれば・・・。」

そう思う瞬間が、時折あります。

そこには、社会や他人の価値観に飲まれていた自分が在ったのです。

 

俳優として役を演じるときも同じです。

たとえば稽古場で役の練習をしていたり、共演者と掛け合いをしていたりしている場合。

これまでの経験ですが、自分の演技や練習方法に対して、あれこれ言ってきたりする役者さん、多いです。 結構こういう人、多いです(笑い)

 

しかし、実際、これはマナー違反です。(相手役の演技方法について口を出すのではなく)自分の演技に専念することを優先しないと信頼関係が崩れます。

 

また、いろいろ意見を聞くのは良いのですが、自分に合ったものを本当に選択しないと、決して上手く演じることは出来ません。

そして、相手の意見に飲まれて、それをやってみて役を演じて上手くいかなかったときには、「絶望感」に囚われます。

 

そして、このように考え込むのです。

「自分の感性に従えば良かった・・・・・・・。」と。

 

人は誰しも、自分にしか理解できない領域の『感性』があると思います。
その感覚・感性こそ、真実です。絶対に、そうです。

 

常に流動的な社会の波に飲まれることなく、自分の意志を貫き通す。

 

「私は、このようにやりたい!」

心の声に従いましょう。

 

それが出来る時代。 ~私たちの時代

 

では、皆さん、今日も人生の良きステージを有意義に!

 

 

 

 

 

 

 

 

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