続・エゴが強い人物を演じなければならないとしたら?
皆さん、こんにちは!
昨日、当ブログにおいて、「エゴの強い人物を演じなければならないとしたら?」というタイトルで記事を掲載しました。今日は、記事の続きです!
まずは昨日の記事をおさらいします。
俳優にとって演技を続ける上で様々な役柄を演じる機会があります。役によっては、自分の普段の性格とは違ったキャラクターも存在します。
もし、(人から忌み嫌われる)エゴの強い役柄に当たり、演じるのが億劫になった場合どうするか?
自分の性格とは真逆で、違和感を感じてしまい、どうしても演じることに前向きになれない場合、どうするか?
まずは、意識を変えてみようということです。
世界で活躍するトップクラスの俳優は、こうしたネガティブな性格の役をどんどん演じています。映画『グッドフェローズ』でのジョー・ペシさんのように、エゴの塊のような人物を見事に演じると、かえって観客や批評家にも絶賛されます。
「こうしたメリットを踏まえてみる。すると苦手な役に対してもポジティブに演じることに向かう。」という提案を、昨日の記事で掲示しました。
では、今日は具体的なアプローチを書きたいと思います。
与えられた役が、「いつも上から目線で人に接し、相手を小馬鹿にし、自分中心に物事を考えている人物(=エゴの強い性格)」とします。
自分の普段の性格とは、ほど遠い人物の場合、まずは役に親近感を持つ努力から始めることをオススメします。
私の実体験を例にあげてみましょう。
高校を卒業して間もない頃、私は、ある大手製造業の倉庫仕分けの契約社員をしていた時期があります。その倉庫内には、正規の社員の方が、数人にいて、そこで働く従業員を指導する役割をされていました。その中の一人に、50歳代のベテランの方が居ました。役職はついていないですが、一番の古株。
その方は、指示と違ったことを従業員が行うと、すぐに怒鳴り口調で話してくることが頻繁で、職場の雰囲気を悪くしていました。
要するに、誰からも嫌われる人です。
私が、この職場で働き始めて半年程経過した頃です。
会社の幹部の方々から、強くお叱りを受ける結果に、、、。
このように、この男性は表面的には強ぶっていただけで、
ここが、この男性のことを本質的に知る手がかりとなります。
『心の弱さ』や『臆病さ』は、誰にも持っているし多く経験してきたと思われます。
エゴが強い人間になった理由は、
こうして共通点を創造するプロセスを踏めば、役を嫌う心理から、役に親しみを持つ心理に移行できます。ヒトラーのような独裁者を演じることになっても、その人物の弱みを突き止めることによって、一歩でも二歩でも近づくことが可能となるでしょう。
~相手との共通点を見出すこと~
俳優をされている皆さん、ぜひ試みてください。また、俳優をされていない皆さんも、人間理解に繋がり自分を高めることにもなるので、実践してみてください!
では、本日のブログは、ここまでにします。
皆さん、素晴らしい人生のステージをお過ごしください!