映画『キャプテン・マーべル』を語る上で、絶対に忘れてはならないこととは?
皆さん、こんにちは!!
いよいよ、マーベル映画の最新作『キャプテン・マーベル』が劇場公開されました!
4月26日・公開予定の『アベンジャーズ/エンドゲーム』の前段階としての作品でもあり、その分、本作の重要さは増しています。
『ネタバレ無し』という形で、本作を独自に評論したいと思います!
【感想】
本作を語る上で何よりもまず語らなければならないポイントがあります。
(キャプテン・マーベルを演じた)ブリー・ラーソンさんの演技は外すことができないでしょう。
むしろ、ブリー・ラーソンさんの演技力と存在感で成立した映画とも言えます。
ストーリー的には、『ありきたり』のような印象を受けます。下手すれば凡作になりかねないリスクもあるシナリオのような気がします。
しかし、そのようにさせなかったのは、ブリー・ラーソンさんの圧倒的な存在・確固たる演技力とキャラクターゼーションに尽きると私は考えます。
●悪に立ち向かう強きヒーローの象徴
●強き女性の象徴
●宇宙に置いて誰も追随できない女性ヒーローの存在感
【強き者としての象徴】
そうした大役を十分に担っていると言えるのではないでしょうか。
さすがマーベル映画です!
キャスティングにおいて、ミスキャストがありません。他のの女優の方がキャプテンマーベルを演じた場合、全く別の映画になったでしょう。
しかし、キャプテンマーベルは、他の女優では成立しないかのような説得力がブリー・ラーソンさんの演技に込められています。
結局のところ、映画において、キャスティングの重要性を痛感します。
たとえば、DC映画『ワンダーウーマン』において、ガル・ガドットさん以外の女優が主人公を演じていたら、どのような出来栄えになったでしょう?
もしかしたら不評に終わっていたかも知れません。
ひとりの俳優が映画の出来栄えに影響すること。
『キャプテン・マーベル』という映画でも、その事実が理解できます。
ネタバレ無しの形式なので、ここまでにしておきます。
本作は、凡庸なB級作品に陥るハイリスクを背負いながら、そうならなかったキャスティングの妙味を体感できる映画として、見応えのある作品と言えるでしょう!