映画『セントラル・ステーション』~すべての世代にオススメしたい、女性のためのロード・ムービー~
皆さん、こんにちは!!
現代において『映画』という総合芸術を鑑賞するのに、
映画館、DVD、ブルーレイ、BS放送、CS放送、
そして、最新の作品から、古典的作品まで、
そのような多種多様な映画の中から、「
これって、結構、難しい質問です(笑)
感動の種類や度合いなどなど、考えたらキリがありません。
また、私自身、全ての作品を鑑賞したわけではないですから、
前置きが長くなりましたが、これまで鑑賞してきた中で、
その映画の名は、
『セントラル・ステーション』です。
1998年のブラジル映画となります。
(あらすじ)
ある老女と母に先立たれた少年が父親探しの旅に出るロード・
リオ・デ・ジャネイロの中央駅にて代書業を営むドーラのもとに、
このドーラを演じた女優が、フェルナンダ・
非常にリアリティの深い演技をされていて、見事です。
映画の出だしは、人生の晩年、疲れ気味な老女そのもの。
しかし、少年との長旅の中、女性としての生き方、
もう10数年も前の映画ですが、公開当時から、
「良い俳優(良い演技)は生活感がある。」
これは、私の演技の師ゼン・ヒラノ氏(ニューヨーク・
まさに、フェルナンダ・モンテネグロさんの演技は、まさに『
〜どこにでも居そうな、
これは、演技において、もっとも難易度の高い芸当でしょう。
つまり、大げさな身振り手振りを駆使したり、
いかにも、そこに、その人自身が存在し生活をしている、、、。
人生の晩年という『岐路』に立たされ、
それは運命の仕業なのか?
自分の意志なのか?
あるいは、神の導きなのか?
ドーラの人生模様に関する描き方が、スピリチュアルなレベルにまで達しているかのような感覚を持ちます。
ぜひ、皆さん、ご鑑賞ください。
ブログのタイトルにもあるように、すべての世代にオススメしたい、女性のためのロード・ムービーです!!