B‘z稲葉浩志さんの新境地 INABA/SALAS ~1月20日・ミュージックステーションでの演奏を観て~
2017/04/29
皆さん、こんにちは!!
1月20日金曜日、ミュージックステーションにて、B'zの稲葉浩志さんが、新ユニット、INABA/SALAS
(イナバサラス)として、出演されました。
B'zと言えば、ギタリストの松本孝弘さんと、ボーカリストの稲葉浩志さんによる、日本を代表する音楽ユニットの超大物であることは、多くの人がご存知でしょう。
「稲葉浩志さんが、同じギタリストであり、ミック・ジャガーや、ロッド・スチュワートらのアルバムにも参加されてきたアメリカのスティービー・サラスさんとコラボすることによって、どのような音楽が生まれるのか?」
そこが、大きな注目であることは確かです。
私も、そこを注目し、テレビで、INABA/SARASによって演奏された曲『AISHI-AISARE』を凝視して鑑賞しました。
やはり、プロ中のプロの音楽アーティストのお二人による曲は、重低音とともに、二人にしか生まれない『迫力とインパクト』に満ち溢れていました。
そして、もっとも印象的であったのは、B’zとは、趣の違う形の、解放的エネルギーが発せられた点です。
おそらく、スティービー・サラスさんがもたらすギター音と存在自体が、アメリカ大陸のような広大さ(スケール感)を音の世界に(知らず知らずにも)もたらしたのではないでしょうか?
まさに、グローバルな香りです。
そうした印象と比例して、ギタリスト松本孝弘さんとのユニットである『B'z』の特徴も感じることができました。
どこか、日本的な奥ゆかしさが、B'zの奏でる音の世界に存在するのではないでしょうか?どの歌にも、日本人の情緒が含まれる曲の数々。(それが、長年、ファンを魅了してきた要因であると確信します。)
日本人のプロギタリストと、アメリカ人のプロギタリストが奏でる音は、同じギター音でも明らかに違いがあると私は思います。
ギターの音に乗りうつった、ギタリストの精神。
生まれ育った環境や国籍によっても様々で、それがまた音楽の奥深さなのでは?
そのようなことを感じさせる音楽の神髄。
~松本孝弘さんによるユニットと、スティービー・サラスさんによるユニット~
そのどちらにも、順応し、なおかつ『際立つパフォーマンス』を魅せる稲葉浩志さんは、素晴らしいとしか言いようがありません。
INABA/SALASは、「B’z アメリカバージョン」と言えるのかも知れません。
いずれにせよ、パートナーが違えど、稲葉浩志さんは、日本のボーカルのカリスマであり、音楽に携わる方々のみならず、他分野からも憧れる絶対的存在に違いありません。
日本人として、このような音楽を聴くことができるのは、幸福なことであると思います。
松本孝弘さんー稲葉浩志さんースティービー・サラスさん
この3人のトライアングルによる、音楽の創造。いま、私たちは、それを満喫する機会を得ています。
皆さん、ぜひINABA/SALASの曲の数々を堪能してください!!
では、皆さん、本日も、かけがえのない人生のステージをお過ごしください!!