『ジュラシック・ワールド/炎の王国』映画評 (ネタバレ無し)
皆さん、こんにちは!!
本日は、久々の映画評です。
先日公開された、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』に関して、論じてみます。
なおネタバレ無しなので、ご安心!
この【ジュラシック シリーズ】は、映画におけるCG表現の凄さを世界中に知らしめた作品でしょう。
この作品以降、映画におけるCGが全盛期として発展するわけです。
「もし、いま、恐竜が、目の前に存在したら、、、」
そんな夢を映画で叶えた作品です。
で、最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は、どうだったか?
ポイントとして、必ず挙げておかないといけないことがあります。
主人公のオーウェンを演じるクリス・プラットさん、そしてクレアを演じるブライス・ダラス・ハワードさん。
この二人の俳優が、【恐竜に対する愛情】を役を通して、リアルに貫いていることです。
全編を通じて、このリアリティが通っていました。
[恐竜への想い]
この映画は、恐竜に対する人間からの愛情が流れていないと成立しません。
つまり、このシリーズは、恐竜をクローンとして現代に蘇らせた人間の物語なのです。
映画そのものが、【恐竜愛】をテーマにしているわけですから。
そのテーマ成立のための重要な要素を担っているのが、出演俳優です。
もし、ここが抜け落ちた場合、優れたCGに頼らざるえないシチュエーションに陥ります。
そうなると、観客にとって視覚的な面白さのみを楽しむことに陥ります。
結局、飽きが来て、退屈な2時間となるでしょう。
『恐竜を現代に蘇らせる』
この設定自体、少々無理がありますから、その難題に辻褄を与えるのは、物語を進行する主人公の心理的リアリティとなるでしょう。
二人の俳優による『恐竜への愛情表現』が通されているので、パニック映画として、楽しめる2時間となっております。
娯楽作品として最高の作品とは言い難いですが、『及第点』は与えて良いのではないでしょうか?
(こうしたダイナミックな作品こそ、IMAX&3Dで鑑賞すべき映画ですよね。)
この記事は、ネタバレ無しなので、文章化は、ここまでにしておきます。
あとは、映画にて!
猛暑の中、涼しい映画館で、冷たいジュースを飲みながら、このようなダイナミックな作品を鑑賞するのも、また一興でしょう。
その要求に応えてくれる作品だと思われます。