『優しさ』を向上させる、最良のトレーニング方法とは?
ある一人の俳優が、与えられた役をどうしても好きになれませんでした。
役の考え方や行動が、本人とは、かけ離れたもので、理解しがたく、演じる気になれませんでした。
しかし、この役を演じることを断れない状況下に、、、。
そこで、この俳優は、(想像力を働かせながら)役の立場になって、この人物の言動や行動を分析していくことにしました。
すると、どうでしょう。
この役の考え方や在り方に共感し、ついには「この役の言動や行動は、全て正しい!」という結論に至りました。
この一人の俳優のエピソードは、実社会においても通じる部分があると思われます。
社会生活において、どうしても好きになれない人が少なくとも一人や二人は存在するかと思います。
でも、少し立ち止まり、この人物の置かれた立場や状況をじっくり考えてみるのも面白いかも知れません。
すると、実は共感できることも多々あるかも?
この人物の気持ちを汲み取ることにも繋がります。
自ずと、度量の大きさ、懐の深さ、つまり「人間力」を向上するキッカケになると思われます。
嫌いな人物の、良い部分(長所)や生き方を大らかにみつめる目。
それが、(人を惹きつけて止まない)優しさにも通じていくことでしょう。
『優しさ』を向上させる、最良のトレーニング方法とは、
【相手の立場に立ってみること】
ちなみに会社組織において、部下に全く慕われない上司。
そうした上司は、部下の立場に立って考えることが出来ない人物なのかも知れませんね。