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ライティング(照明)が、その店の『命運』を握る!!

   


皆さん、こんにちは!

~光と人間の調和~

現代、日本において、また世界各国で、さまざまなジャンルの店が立ち並んでいます。

店内にある照明が、店の雰囲気を良し悪しを決めて、客足を遠のかせるか否かの重要なPOINTをしめていることは間違いないでしょう。

まさに、光が、人の心と調和したとき、「この店は、居心地が良い!!」ということになります。

 

今日は、タイトルにある通り、ライティング(照明)についての意見を記事にしたいと思います。


 

舞台、コンサート、展示会、美術展など、『アートに関係する場』には全て、それに見合った照明が施されています。

しかし、芸術作品やエンターテイメントが催されている空間だけではなく、一般社会におけるすべての店舗に、この『照明』が重要な役割を担っていると、私は最近つくづく思います。

つまり、飲食店から服屋、雑貨屋など、すべての店舗においてです。

 

 

私は、トレーニングジムに通っています。

このトレーニングジムは、会員登録をすれば、日本全国の店舗を利用できるシステムです。

その中で、どうしても使用したい店舗があります。

『西新宿』の店舗です。

 

この店舗のみ、すこし全体の照明が薄く暗く調節されています。

そのことによって、どうなるか。

まず、トレーニングに集中しやすいです。

 

それだけではなく、運動の最中、『その時間が特別なもの』に思わせてくれるのです。

「この空間でトレーニングできるのが、(私にとって)プレミアでもある。」

そのような感覚に囚われてしまうのは、この照明の調節に他ありません。
この調節は、管理者の意図的なものであると思われます。

だから「(わざわざ時間がかかっても)この店舗に足を運びたい!」となるのです。(※実際、私は何度も訪れています。)

 

他の例をあげましょう。

山梨県に、パソコンやネットに関してなんでも相談を受けてくれるカフェがあります。そこは、カフェと言っても修理途中のパソコンや部品が雑多におかれていて、まるで整理されていません。

ところが、オレンジ色がかったライティングが施されていて、妙に安心感があります。

雑多な店内にいても、ついコーヒーを注文してみたい気持ちになり、「長くここに居たい。」という気分になるのです。

 

別の例をあげましょう。

時折、私は、インターネットカフェを利用することがあります。多くのネットカフェが存在しますが、『快活CLUB』を利用する機会が断然多いです。

理由が簡単!!

このネットカフェは、照明の明暗と、ブースの色と配置が、見事に噛み合わせっていると感じるからです。

ここに居るだけで、「ちょっとした高級感」を感じさせてくれるように思うのです。そのような心理を促してくれると、やはりリピートしてしまいます。

 

上記の3つ店舗に共通しているのは、『ライティングが意図されたもの』であるということ。つまり、『意識的に調節されている』ということです。

要するに、経営者の方が、照明に関する重要性を把握しているかどうかに関係しています。

 

世の中には、星の数ほど、店舗が存在しています。

 

照明への意識が強い店舗、反対に無造作にライティングされている店舗。

どのくらいの比率でしょうか?

(結構、無頓着な店長さんも、多いのでは?)

 

訪れるひとが、その空間に安心していられるための照明の工夫。長くそこに居たくなる雰囲気づくり。

照明にこだわっている店舗は、訪れた瞬間に、「あっ、こだわりがあるな!」と感じるでしょう。

つまり、どれだけお客さんの立場に立って考えているか。

 

ライティングは、そのバロメーター!!

ライティングが訪れた客の、「アーティストセンス」をくすぐるものであれば、その時点で成功していると言っても良いでしょう。

(※なお、この記事は、過去記事をリライトし新たな文章を付け加えたものです。)

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