トニー・マサキ ライフブログ~メソード・ハピネス~

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「マイケル・チェーホフ メソードの心理身体的トレーニング」 ~その効用と功績~

      2017/07/09


皆さん、こんにちは!!

世間一般には、あまり知られていないかと思われますが、俳優の専門的な演技トレーニングならびに表現向上トレーニング存在します。

加えて、それは、年齢・性別あるいは職業を問わず、どのような方々にも適応されることは、ほとんど知られていないでしょう。

 

まず、俳優の専門的な演技トレーニングが、どのような形式のものであるか?

日本では、詳しく知られていないのが現状であると、私は思っています。

 

たとえば、一般的には、ボイストレーニングなどは、演技力向上のための訓練としては、かなり知られているかと思われます。
ただ、ボイトレーニングは、あくまで『声』に特化したものです。全身で役を演じる俳優(役者)にとって、これだけでは、不充分です。

 

では、筋トレは、どうか?

身体を鍛えて身体能力をアップさせることは、一人の俳優にとっての大きなアドバンテージになることでしょう。
身体能力がアップされれば、動作にも幅が生まれ、演出家から激しい身振り手振りが要求されても、期待に応えることにも繋がるでしょう。

 

しかし、『想像力』と『感性』そのものを向上させる点においては、どうでしょうか?

声の質を良くしたり、筋トレをして身体を鍛えることのみでは、想像力や感性という『目に見えない能力』を「直接的にアップさせること」においては、やはり物足りないでしょう。

 

この『目に見えない能力』を飛躍させるのに、最適な演技向上トレーニングが存在します。

『マイケル・チェーホフ メソードの心理身体的トレーニング』と言います。

 

ここで、マイケル・チェーホフ氏についての経歴をウィキペディアでの文章を見てみましょう。


 

~マイケル・チェーホフ~

1891年8月29日 - 1955年9月30日ロシア最大の俳優の一人、演出家、演技教師。『かもめ』、『ワーニャ伯父さん』、『三人姉妹』、『桜の園』などで知られるロシアを代表する作家であるアントン・チェーホフは彼の叔父にあたる。

20世紀、演劇の最高峰と謳われたモスクワ芸術座においてスタニスラフスキーと共に数多くの仕事を成す。その後ヨーロッパにおいて俳優・演出家として活躍する。

1928年、チェーホフは、政治的な状況が緊張下に置かれたためモスクワを出国。ベルリンに着き、演出家マックス・ラインハルトと共に仕事を始めた。

1936年にはイギリスにおいて「シアターアートスクール」を開校する。第二次世界大戦の勃発する直前、アメリカに移動。その優れた演技教育を通し、俳優の育成に務めるかたわら、ブロードウェイやハリウッドに進出した。映画ではアルフレッド・ヒッチコックの

『白い恐怖(Spellbound)』(1945年作品)や『ラプソディー』(1954年作品)など多数に出演。彼はまた、多くのハリウッド俳優たちを指導した。その中にはアンソニー・クイン、イングリッド・バーグマン、グレゴリー・ペック、マリリン・モンロー、ユル・ブリンナーといった、一流の演技者の名がならんでいる。

その間、新しい教育の分野で精力的な活動をしていたオーストリアの哲学者であり精神科学の権威であるルドルフ・シュタイナーの思想との出会いに、多大な影響を受けた。この出会いよって彼は、人間の精神の広大さと自由な創造力の更なる可能性を追究することとなる。

彼の演技教育は、やがて彼の著作『演技者へ』(To the Actor, ゼン・ヒラノ訳)に窺えるように、明確な理論と実践的なトレーニングを含む演技法として体系化される。


 

今から100年も前に、このような演技理論やトレーニング方法を確立させていたのは、驚くばかりです。

いや、現在よりも、科学や情報伝達手段などが発達していなかったからこそ、生み出されたのかも知れません。

 

注目すべきは、後半部分に書かれてある、哲学者のルドルフ・シュタイナーの思想にも傾倒を受け、自らの演技方法を俳優訓練のカテゴリーを超えて、追求したことにあるでしょう。

 

私と武部奨が主催していますプロジェクト『メソード・ハピネス』において、マイケル・チェーホフ・メソードに基づくのは、この点にあります。

つまり、俳優に対する想像力アップのトレーニングは、社会で活躍する一般の方々にも適応するということです。

 

マイケル・チェーホフ氏が遺した功績に、敬意と感謝を表し、私たちは、その理論と実践方法を広めていく所存です。

 

【メソード・ハピネス・ホームページ】

https://method-happiness.themedia.jp/

 

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