皆さん、こんにちは!!
『歌えるし、なおかつ踊れるミュージシャン』
ただ歌うだけではなく、ただ踊るだけではなく、、、。
まさに『二刀流』として、身体全身を駆使して自らを表現する歌手たち。
エンターテイナーとして、総合的に優れていて、また才能豊かであることを証明しています。
【歌って踊れる歌手(ミュージシャン)】
日本では、安室奈美恵さん。
そして世界的に最も認められ尊敬されたスーパースター、マイケル・ジャクソンさん(故人)が挙げられます。
●このお二人に共通する点があります。
それは、一緒にステージに立っているバックダンサーたちよりも、「ダンスが目立ち、見入ってしまう」という点です。
メインでステージに立つのだから、目立って当たり前と思うかも知れませんが、それだけには留まらないように思います。
「ダンスに卓越した選ばれしバックダンサーよりも、なぜ、ダンスをする際に二人は目立つのか?」
そのキーワードは、『リアリティ』です。
一つ一つのダンスムーブメントに、意味を込めて、そして心情を注ぎ、『内容のあるダンス』を体現しているからだと私は想定します。
「なぜ、この歌詞のときに、この踊りをするのか?
なぜ、このタイミングで、このダンスムーブメントを行うのか?」
ただ、型通りに踊る上辺だけのダンスではなく、その意味を理解した上での踊りを歌ととも実行する。
つまり、リアリティが伴ったダンスそのもの。
そのリアリティが込められているため、安室奈美恵とマイケル・ジャクソンさんに、ファンは目が離せないのだと思います。
ダンスの技量として、このお二人よりも卓越したダンサーは幾らでも存在するでしょう。
しかし、テクニカルなダンスの中に、自らの心情を注入できるダンサーが、どれだけ存在するでしょうか??
歌舞伎の世界でも、決められた型にリアリティを入れられる歌舞伎俳優が名人だとも言われています。
ダンスに心情を込めることが出来る安室奈美恵さんと、マイケル・ジャクソンさん。
伝説に成り得た歌手としての理由は、『リアリティ』という言葉に集約されています。