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鋭き視点:名将・野村克也氏が賞賛する、広陵高校・中村奨成選手が語った『感謝の発言』

      2017/10/29


皆さん、こんにちは!!

今年の夏、高校野球において、新たな記録の1ページが開かれました。

広陵高校・中村奨成捕手が、あの清原和博氏を抜いて、一大会6本塁打の記録を達成しました。
この活躍で、一躍ドラフト上位に浮上し、注目を集めたことは、記憶に新しいことだと思います。

 

中村選手は、母子家庭だそうです。

母親に育てられたことに関して、感謝の気持ちが強いとのこと。

 

あるインタビューにて、

「ここまで支えてくれた母や家族に、しっかり恩返しがしたい。」

と、発言しました。

 

この発言を聞いて、あのプロ野球の名将・野村克也氏(ノムさん)が、以下のようなコメントを残しました。

こちらです!↓

「今の選手は感謝の心が薄れているように見受けらえる。誰でもいい。『この人に感謝しています』という人がいれば、感性は鍛えられる」

 

なるほど~!

ノムさんの発言で注目したいのは、感謝をする心によって、感性が鍛えられるという点です。

人に対して、ありがたみを感じると、そのときに、『感覚』が磨かれるというのは、なかなか気が付かないのではないでしょうか?

 

確かに、その通りかもしれません。深く感謝の念が生じたときに、ポジティブな心理と結びつき、「自分は、こうしたいんだ!」という気持ちも湧き上がってくるように思います。

心の奥底で結びつく、自分らしい生き方。その起点となるのが、感謝の心なのだと思います。

 

では、逆に、その反対なら、どうでしょう?

仮に、誰にも感謝しないという精神では、感性は磨かれるでしょうか?

皆さん、どう思われますか?

 

感謝の気持ちが無い状態だと、やはり、どこかで心がギスギスした状態であり、殺伐とした心理になると思われます。そのような場合に、クリエイティブなモードには、まずならないでしょう。

必然的に、本来備わっている『感性』は、やはり磨かれることもなく、表出もしないでしょう。

 

ノムさんの言うように、『感謝の気持ち』というのは、大いなるパワーを秘めていると痛感します。

だからと言って、強迫観念的に、「人に感謝しないといけない!」と思い込みすぎるのも、良くないと思います。

感謝の念が生じたら、それを素直に受け入れること。これが、大事なのではないでしょうか?

 

そして、広陵高校の中村選手の、これからの活躍を期待し、注目していきたいと思います。

感謝の気持ちがもたらした、甲子園での大記録。

 

プロ野球の世界でも、感謝という大いなるパワーで、記録を塗り替えてくれることを望むしだいです!!

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