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マーベル映画の生みの親 スタン・リーが語った作品作りの“絶対に外せないポイント”

      2018/01/20


皆さん、こんにちは!!

今春には、マーベル映画の集大成的な作品『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が、いよいよ公開されます。

アイアンマン、スパイダーマン、アントマンなどなど、地球を守るヒーローたちが、それぞれのストーリーを奏でながら、互いにリンスしあっている映画群。これまでの映画の常識を覆すシリーズであると言っても過言ではありません。

 

そうしたヒーローたちを生み出した創始者が、スタン・リーさんです。

アメリカンコミック界の巨匠。そして、マーベル映画に導いた最大の功労者であることは間違いないでしょう。

 

そのスタン・リーさんが、以下のようなコメントをされています。

 

(マーベル作品を描く上で絶対に外せないポイントとして)

「現実とかけ離れた世界が舞台では、興味深いストーリーを語ることは出来ない」

「我々と同じ世界・社会に存在し、我々と同じような悩みや不安や問題を抱えたヒーローたちだからこそ、誰もが共感できるんだと思うし “もしかしたら、大好きなヒーローにひょっこり出くわすかも……”なんて夢も広がるしね。みんなにとって見慣れた現実の世界を舞台にすることで、読者も観客もすんなり作品の世界に入り込むことが出来るというわけだ」

 

非常に興味深いコメントであると私は思います。

つまりマーベルヒーローたちを描く上で、『リアリティーが基本』であることの証明です!!

一昔前なら、こうした架空のヒーローたちを描く作品は、あくまでファンタジーの世界として描かれていたと思われます。非現実的えあるからこそ、人を超越したヒーローたちの活躍を自由に描ける。

しかし、その自由さとは裏腹に、どこか内容の深くない作品に陥る結果にもなっていたのではないでしょうか?

 

マーベル映画の登場するヒーローたちは、非常に人間味のある悩みを抱えた面々ばかりです。

誰かに恋をしつつ、自らのヒーローという境遇に、相手を傷つけないか悩む姿。

人類の平和のために戦っていると自負しながら、行動そのものが、実は人類の不幸になるのでは、と自問自答する姿。

常に人間よりなヒーローとして、描かれています。そのため、作品そのものが、ヒューマンドラマとして魅力ある深いものとして成立しています。それが、マーベル映画がファンから愛される理由でしょう。

スタン・リーさんご自身も、優しさと穏やかさに満ちあふれた表情をお持ちです。それぞれの映画にて、カメオ出演されていますが、ユーモアあるキャラクターを生き生きと演じられています。

専門的な見地から述べますと、どのような役においても、『演技』は、その人の性格や内面が投影されます。俳優の人柄そのものが、役を通して、どうしても出現してしまいます。

各映画で、カメオ出演をされているスタン・リーさんの演技には、マーベル映画への愛情が包み隠さず表出されています。

 

人そのものを愛するからこそ、マーベル映画のヒーローたちが生み出された。

そこにヒューマニティーがあるから、観客は、ヒーローたちの共感できるということ。

 

その根幹には、人をこよなく愛するスタン・リーさんの人間性が存在するからでしょう。

今後のマーベル映画の展開に、ますます目が離せません!!

 - マーベル映画