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役を演じるためのアプローチ法 ~まずは、ここからスタート!~

      2016/07/10


皆さん、こんにちは!

今日は俳優が役を演じる前の準備とそのプロセスについて書いてみたいと思います。今から書くことは、なかなか知られていない演技技術(演技ノウハウ)なので、一般社会人の方々も読んでくだされば幸いです。

演技技術において、一つの役を演じるために準備とプロセスは、とても重要です。その準備が正しいものであればあるほど、自分の与えられた役をリアルに演じることができます。また演出家に課題をつきつけられても、準備を怠らないかぎり、気持ちがブレないで応えることも可能になってきます。

しかし、『準備を怠らない』と言っても、俳優にとっては、なかなか難しいものです。たとえば台本を受け取り、役柄が決まって、いざ準備を始めようと思っても、

 

「何から始めれば良いのか?」と、混乱される役者さんの多いでしょう。スポーツ選手だと、筋力、瞬発性、敏捷性などなど、練習段階で数値として表すことが可能です。数値の高さ・低さで、自分の身体能力を判断できる目安にはなるでしょう。

 

ところが、演技となると、このようにはいきません。
「自分の想像力が、どのくらいのレベルなのか?」
「いま、役を演じる上で、どの段階まで来ているのか?」
このような疑問に対して、数字化して目安にすることは不可能です。

だから、「一体、何をやれば良いのか?」と、自問自答し、台本の前で深く悩むことにもなるのです。
俳優って、大変ですね(笑)

 

では、具体的に、役を演じるために何から始めれば良いでしょうか?
まず、台詞を覚えます! やはり、ここからスタートです!
その場合に、ただ色をつけず流暢に台詞声で発せることに向かうのが望ましいです。

 

色をつけずに』というのは、つまり、こうです。
はじめの段階で「この人物は、こういう話し方をするだろう」という予測のもとで台詞を発しないということです。いざ演出家に、この人物は、このように演じてほしいと問われたとき、『色をつけた台詞回し=自分の意図した台詞の発し方』と違った場合、修正が大変になるからです。

 

そして、このスタートの段階で、やってはいけないアプローチがあります。
「この役は、この台詞の時に、このように振る舞ったり、ジャスチャーするだろう」とシミュレーションをしないことです。つまり、まるで演出家気分で『動き』を自分で付けないことです。

 

あくまで、演出家の要求に瞬時に答えられるように、自らを『フラット』にしておくことが基本です。

「台詞を記憶し色を付けず流暢に発すること。」

「自分でジェスチャーや動きを付けたりしないこと」

まずは、この2点からスタートです。
これで、「何をやって良いか?」と混乱せずに済みますね(笑)

この準備と並行して、役の持つ心理・性格・人生模様に対する研究も必要とされます。このことについては、後日、また記事にしたいと思います!

 

では、皆さん、暑い日が続きますが、良き人生のステージをお過ごしください!

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