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苦労自慢は禁物!

   


皆さん、こんにちは!!

 

『苦労』

この言葉は、誰しも人間が生きる上で、【つきまとうワード】です。

比較的、人間にとって、評価のバロメーターになっている言葉かも知れません。

 

①この人は人生において、大変苦労をしてきた=人として評価が高い

②この人は人生において、あまり苦労してきていない=人として評価が低い

社会生活において、このような図式が結構成されていると私は思っています。

 

 

苦労してきた人のほうが、人間性が磨かれて、広く大きな心を持ち得ていると思われている印象は、持たれるのも事実です。


 

私の知人から聞いたことを参考に『苦労』について今回は論じたいと思います。

私の知人の職場において、自分の過去の苦労と比較して、他者を評価してしまう女性従業員がいるらしいのです。

 

その女性は、家庭環境において心を傷つけられる体験をしてきて、本人曰く「自分は、大変な境遇に身を置き、苦労してきた。」とのことです。

その自らの苦労と照らし合わせて、他者を評価し、ある意味、その人を見下す習性があるというのです。


 

この話を聞いて、私は感心しませんでした。

自分の苦労度合いを、他人を評価するための尺度に使うとは、、、。

 

 

そんなこと、必要あります??

では、もし相手の苦労のほうが凄かったら、どうするんでしょう?この人を敬うんでしょうか?

 

私が想定するに、なかなか、そうならないような気がします。

本人の尺度で、相手の苦労を図り、自分の苦労の度合いのほうが上になるように、操作するとも想定されます。


 

結局のところ、個人個人の苦労は比較できないということです。

それぞれに、それぞれの苦労があるでしょう。

 

ですから、

「自分は、これだけ苦労した!」というのは、別に自慢の種ではなく、その苦労体験は事実なだけで、それ以上でも、それ以下でもないわけです。

 

 

苦労自慢は禁物です!

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