『フュージョン(融合)・マーケティング』~ジェイ・コンラッド・レビンソン氏の説得力ある提言~
2017/01/18
皆さん、こんにちは!!
マーケティングに関するベストセラー『ゲリラ・マーケティング』をはじめ、30冊以上のビジネス書の著者、ジェイ・コンラッド・レビンソンさんによる、ある提言が、とても興味深いものであると思いましたので、ブログ記事に纏めてみました。
あるインタビューで、ジェイ・コンラッド・レビンソンさんは、このように語っております。
「従来のマーケティングが常に、地平線を見渡して排除すべき競合相手を探すように言っているのは、まったくナンセンスだね。そんなふうに考えるべきではないんだ。
そうではなく、地平線を見渡して協力し合えそうな相手を探すんだよ。
排除できる競合相手を探すのではなく、自分と同じようなビジョンと経営基準を持つ他社を探し、協力し合うんだ。
いわゆるフュージョン(融合)・マーケティングが現在盛んにおこなわれている。
とくにスモールビジネスのレベルで盛んなのは、他者と結びついて一時的なジョイント・マーケティング・ベンチャーを形成することで、より多くの見込み客の関心を引くことが出来るからなんだ。
その範囲が広がれば、コストは下がる。コストを他の会社と折半しているのと同じことだからだ。」
フュージョン(融合)・マーケティングに関する、ジェイ・コンラッド・レビンソンさんの提言は、私自身、とても感銘を受けるものがあります。
~『敵対するのではなく、協力態勢を構築して、共に発展すること』~
こうした考え方は、以前よりも広く浸透しているかも知れません。
ただ、過去と違って強者と弱者の図式では、もはや世界経済が成り立たないというのも事実だと思わ
競争か、共存か・・・。
私が思うに、これは企業の在り方という範囲ではなく、
昨年、当ブログでも紹介した『夢の定例会』に関する情報。
『世界一ふざけた夢の考え方』(サンマーク出版)に書かれてあることをモチーフに、自らの夢を叶うために、仲間どうし集まって一致協力し、
夢は1人で叶うのではなく、皆んなで、
自分一人の夢の実現に執着するのではなく、仲間と共に夢の実現に向かうことは、このフュージョン(融合)・マーケティングにも通じていると思います。
時代は、刻々と変化しています。
人を出し抜いたり、隙あらば蹴落としたりする精神スタンスでは通用しない社会へと突入しているのだと私は思います。
むしろ、そうしたエゴ的な精神スタンスは、本来の人間の在り方とは、ほど遠いものでしょう。本来の人間性に目覚めることによって、新たな道が切り開かれるに違いありません。
「自分さえ良ければ・・・。」ではなく、愛情のスタンスで、共に豊かになる社会へ。
ジェイ・コンラッド・レビンソンさんの提言は、企業の在り方だけではなく、人としての在り方に導く考え方であると思いました。
皆さん、どのように感じられたでしょうか?
では、皆さん、本日も素晴らしい人生のステージをお過ごしください!!
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