本物のヨガとの再会~1月28日 畠山桂子(Juna)先生指導による男性を対象としたヨガクラスを受講して~
2017/03/05
皆さん、こんにちは!!
1月28日(土曜日)かつしかシンフォニーヒルズ(別館)にて行われた、男性を対象とした畠山桂子(Juna)先生指導のヨガクラスに参加してきました。(※ファシリテーター:平山由紀子さん)
この日のヨガクラスを受けての感想を、私の視点ですが、本日の記事において記載していきたいと思います。私がクラスにおいて学んだこと・認識したことなどを出来る限り明確にお伝えするつもりです。
【午前10:30、クラスがスタート】
まず初めに、畠山桂子(Juna)先生による講義が行われます。
「ヨガの本質とは何か?」「ヨガとは、どうあるべきか?」など、ヨガそのもの在り方に言及しつつ、取り組むための精神的スタンスを畠山桂子(Juna)先生は参加者に伝えてくれました。
その講義の中で、特に印象に残った言葉があります。
畠山桂子(Juna)先生曰く
「(ヨガの発祥の地である)インドで、私があった本物のヨガの導師たちがヨガを語るとき、健康やダイエットの話などは一切出てこなかった。‟神”や‶魂”についての話しか出てこなかった。」と発言されました。
私にとって、これは心の奥底まで、印象に残った言葉でした。
この発言により、いわゆる巷で横行しているヨガ教室と、畠山桂子(Juna)先生のヨガクラスはベクトルが違うことが解ります。
インドにおいて古くから伝承されている本物の導師によるヨガは、健康やダイエットにあるのではなく、人それぞれが持つ命の大切さや神秘さを思い起こさせるツールであるということ。
畠山桂子(Juna)先生は、その本物のヨガの精神を日本で伝えられている方です。
いま正に、私は、本物のヨガを体験するために、この場所に来たことを、スタートして間もない段階から認識しました。
そして、クラス開始から約40分後、実際に、畠山桂子(Juna)先生の先導によりヨガの動きに入ります。
その場に立ち、膝を緩めながら、息を吸いながら、吐きながら、同時に腕を上下に振る動きを繰り返し促されます。「シンプルな動きだけど、人生で一度も、このような動きをしたことがない」という印象を受けました。
これは、やはり畠山桂子(Juna)先生の先導そのものが『特別なもの』であり、先生の動きに追いていくことだけで、先生のフィーリングを感じ取っているからだと、私は思いました。
(仮に自分の部屋で、一人になって同じような動きをしても、(余程卓越しなければ)同じような感覚を得られるのは難しいでしょう。)
目を閉じながら、シンプルな動きと呼吸の同調を繰り返す時間を共有します。しだいに、意識が遠くなり、居心地の良さが生まれてきました。
まさに、ヨガのウォーミングアップであり、ヨガの精神を受け取る下地(土台)を、序盤で創り上げているという感覚が続きます。
参加者の皆さんも、しだいに思考からフリーになり、内的エネルギーに満たされて精神統一されている様子が、雰囲気として伝わってきます。
そのような折、畠山桂子(Juna)先生が、私に近づいてきて、(ヨガの専門技術による)姿勢強制の時間を設けていただきました。
(※このマンツーマンスタイルは、9月のヨガ合宿においても、参加者全員にされて、皆さん、本来の姿勢と精神統一への変貌は、感動的でした。私見では、これこそ『畠山桂子(Juna)先生のクラスを受講する醍醐味である!』と認識しております。)
座禅をしている私の背中と腰の部分を手で触れて、非常に微妙な身体の位置を畠山桂子(Juna)先生は繊細に整えます。身体のリラックスの大切さを私に指導しながら、魔法のように、私の身体の角度を調整していただきました。
すると、どうでしょう!!
内的エネルギーが、最高潮になるようで、私の身体が『エネルギー体』そのものになります。
私は、目を閉じながらも、心の中では、神々しい光に包まれているかのような感覚に酔いしれます。座禅をしたままで、そのままの状態をいつまでもキープしたいと思いました。
「いま、どんな感覚かな?」と、畠山桂子(Juna)先生、平山由紀子さん、参加者の皆さんに、質問されました。
私は、率直に答えました。
「天国のようです!」
これが、まさに相応しいワードであると今でも思います。心の中で、まばゆいばかりの光に満たされているようなスピリチュアルの高み。まさに、天国!
~『俗世間に居ながらにして、仏の境地』~
まさに、その通りの体験でした。私が本来持ちうる心身を通しての生命エネルギー。普段、内で止められていた本然なる感覚が、一気に噴出し、全身に満たされたような感覚です。
昼食休憩の時間になりましたが、私にとって、食事は必要がありませんでした。
今まさに、私の中に眠っていたライフパワーが、全身を通して浸透している状態です。それだけで、もはや充分なのです。
畠山桂子(Juna)先生から「(トニーは)色気が増している!」と言われました。
それは、私の中に確かに存在していた『美そのもの』に、心身が結びついていたのかも知れません。
「エネルギー体そのもの」に成りえたときにおける、人間が持つ美しさ。
それが、表面に生まれたからだと思います。
そして、この『美』というワードが、この日のクラスにおけるキーワードであると、後々解ります。
【午後1:00、再びクラスがスタート】
再び、畠山桂子(Juna)先生の講義が開始されます。
「身体は、記憶の貯蔵庫である。」と説かれます。
つまり、(先ほど私が体験したような)至上の喜びのような感覚は、常に身体に備わっているという意味だと思います。
そうした感覚を呼び起こして、「人生に躍動感をもたらす=人生を変える」ための下準備をするツールとしてヨガが存在すると、私は講義を聞いて、受け取りました。
『男性が持っている女性的感覚』
『女性が持っている男性的感覚』
その両者が、全ての人にバランスよく満たされたとき、世界は新たな一歩を踏み出すということ。
正に『両性の時代』
ヨガは、男性と女性が、本来が持つ感覚を目覚めさせて、人々と共同で平穏な日々を過ごすための『天から与えられた一つのツール』であることを講義を聞いて再認識しました。
そして、畠山桂子(Juna)先生は、このように説きます。
「スピリチュアルが上昇してくると、美意識が高くなる。審美眼を高くする。ヨガは、そのために在る。」
私にとって、この日の最大のキーワードであると思い、感動しました。
『審美眼』とは、美を的確に見極める能力を意味します。
つまり、ヨガによって高められた波動(内的エネルギーそのもの)が最高潮になるにつれて、その人の中に眠る美意識が研ぎ澄まされて表出し、意識が大変革するということ。
それが、上記に記載した個人的体験(天国にいるような感覚)にも結び付かれていると思いました。
美意識が高まり、審美眼が養われて、そして『美そのもの』に人が変貌すること。
インドで発祥された本物のヨガは、どこまでも奥の深いツールであることに理解をさらに深めます。
(※一般的に知られているヨガの幾つかのポーズのは、各時代に生きる人々に合わないものも数多くあるとのことです。むしろ、現代社会に生きる人にとって、逆効果になるポーズも存在するとのこと。畠山桂子(Juna)先生は、それらのポーズは生徒の皆さんには、絶対に、やらせないとのことです。)
講義のあと、短いロープを使用した『縄を使ったヨガ』がスタート。
下半身は、下方向にエネルギーが向かう意識。上半身は、上方向にエネルギー向かう意識。それらを呼吸と同時に感じながら、身体を動かす時間が設けられました。
そして、ラスト1時間。
畠山桂子(Juna)先生の先導のもと、身体の動きと呼吸を連動させて、瞑想にまで至る『ヨガによって導かれる本流』を参加者の方々と体験します。
認識とともにもたらされた濃密なる時間。
まさに、今日のクラスの、クライマックス。
会場全体に漂う静謐さ。精神の高み。見えないエネルギーが、あたかも見えるかのような感覚。
それは、計り知れない宇宙の大きさの中の、『自分そのもの』なのかも知れません。
こうして午後16:30、クラスを終了しました。
この日を起点として、生まれ変わる感覚を頂いた貴重な時間。
畠山桂子(Juna)先生に、
「自らで、(ご自身が経験した)天国のような状態を、再体験できることを目指してほしい!」という内容のアドバイスを私は、いただきました。
それを聞いた当初は、「あの状態は、先生の専門的な手ほどきがなければ、難しいのでは・・・。」と思いました。
しかし、「チャレンジしてみよう!」という意欲に変化しました。
「やってやれないことはない!」
自らで、ヨガによってもたらされた『境地』に辿り着く努力。その指針を畠山桂子(Juna)先生から頂きました。
畠山桂子(Juna)先生は、
「スピリチュアルは、色気です!」と明確に言われました。
スピリチュアル性が高まったときに醸し出される『本然の美』。
それを呼び起こす最良のツールが、ヨガであること。
『本物のヨガ』
2017年1月28日、私は身を持って体験しました。
この文章は、私からも観た視点と感想です。しかし、人それぞれに、受け取り方、感じ方は違うでしょう。なぜなら、それが『ヨガの奥深さ』だからです。
「すべての人のそばにいる」 それがヨガだと私は思います!
畠山桂子(Juna)先生、参加者の皆さん、そして平山由紀子さん、最良のお時間を頂きまして、本当にありがとうございました!!
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