METHOD NETWORK【メソード・ネットワーク】

人生を豊かにする方法論(メソード)や人々の役に立つ知識を、多角的な視点から御届けする総合情報サイト!

あるコンビニ店員が、マニュアル通りの応対を辞めた瞬間  ~優れた接客態度とは?~

   



皆さん、こんにちは!!

今回は、最近私が身近に体験したことをお伝えします。

 

日頃、私が頻繁に使うファミリーマートがあります。ここで働いている女性店員さん(おそらく20代前半)。

いつも形だけ、マニュアル通りの応対(言い回し)しかしない人でした。

 

客応対の言葉としては、問題ないのですが、とにかく気持ちが、こもっていない、、、。

マニュアル本に書かれている文章を、そのまま声に発しているだけのような感じです。

 

無機質そのもの。

 

私自身、あまり良い気持ちはしませんでしたが、まあ、「たかがコンビニ」という思いもあり、注意することもなく、、、。

 

故に、この人の客応対は『冷たさ』しか感じませんでした。

 

しかし、先日(店長に指導されたのか)この人自身の声で接客をしました。

 

そのとき、急激に、この人の内面の美しさが表情に滲み出ていました。

これほどまで、顔の表情が変わるのかと思うくらいです。

 

そこに『人柄』が表れるヒントがあると思われます!

形だけの表現が、人への親近感を失わせる典型例が、ここにあると私は思いました。

 

俳優の演技を例に取れば、役を人間味溢れてリアルに表現された場合、世界的にも絶賛されます。

歴代のアカデミー賞において、主演・助演賞を獲得した俳優の皆さんは、セリフを形だけでは決して発していません。

 

自己の人間性を役と共有することに徹しています。

そうした演技は、いつも観客を感動させ続けます。

 

もし上辺だけの形のみの表現に終始した場合、『冷たさ』のみが残る低次元の演技として、観客を満足させることは出来ないでしょう。

 

今回紹介したコンビニ店員のエピソードは、マニュアル通りで、心が通わない接客の『危険性』を伝えてくれていると私は思います。

 

マニュアルに書かれた接客のための文章に、『その人の魂』を込められるかどうか。

優れた接客態度のは、ここに隠されているのではないでしょうか?

 - ビジネス・一般