経営者のコンセプトと建築デザインがマッチした店の成功例 〜奈良県十津川村 そば処『風庵』〜
2018/07/18
皆さん、こんにちは!!
全国各地に、無数にある店舗。
それぞれに、店のコンセプトが存在します。
ところが、店のコンセプトを、店そのものの建築デザインが、見事にマッチした例は、意外に少ないのではないでしょうか?
たとえば、料理の味は美味しいけど、店内の雰囲気が、どうも、店の種類や味とマッチしていなかったり・・・。
「なぜ、店内をこのようなデザインに??」
このように、疑問を持つ店も、世の中、結構多いと思われます。
経営者の意図や方針が、店構え(=デザイン)とマッチすれば、訪れた客も心理的に「納得」するでしょう。
建築デザイナーの意識やセンスにも委ねられていると思われます。
店のコンセプトと、店そのものの建築デザインが、一体となるのは、なかなか難しいことではないでしょうか?
先月、旅行で、奈良県吉野郡十津川村に、行ってきました。
十津川温泉があることでも有名で、十津川そのものの美しさにより、観光スポットとしても有名です。
旅の道中、そば処『風庵』というお店に立ち寄りました。
まったく予備知識もないまま、車を止めて、立ち寄った、このお店。
店の中に入った瞬間から、「見事な造り」であると感銘を受けました。
木造で、屋根が高く、照明設備の抜群のセンス。 それに伴う、清潔感。
~美しい十津川に隣接している、自然食そのものの蕎麦主体のお店~
このコンセプトに完全にフィットした建築デザインでした。
ですから、料理の味そのものが、「美味い」を通り越したものがありました。
「気品が溢れた味」
「上質の味」
そば定食が、このようにグレードアップされているかのようでした。
これは、経営者の店のコンセプトと、建築デザイナーのセンスが、完全にmatchした成功例でしょう。
ただ、味が美味いお店は、世の中に、数多くあります。
しかし、味覚だけでなく、視覚的にも優れた飲食店は、一握りなのかも知れません。
優れた建築デザイナーの存在は、店の経営に欠かせないでしょう。
それは、実は、特別なことではなく、当然のことだと思われます。
しかし、この『当然のこと』が、なかなか難しいのではないでしょうか?
味覚と視覚が、お客さんと納得させたとき、その店は長く繁盛するのだと考えます。
まさに、『風庵』は、その成功例に当たります!!
そば処『風庵』、詳しくは、こちら↓
https://tabelog.com/nara/A2905/A290502/29000584/