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新説:イチロー選手が語る「~しながら」練習法と、エックハルト・トール氏の教えとの関連性

      2017/10/29


皆さん、こんにちは!

当ブログにおきまして、10月25日に『イチロー選手が語る「~しながら」練習法が能力を開花させる意味』をタイトルとして、記事としてUPしました。

今日は、この「~しながら」練習法に関しての、新たな私の発見を書き記していきたいと思います。

 

まず、おさらいです。メジャーリーガーのイチロー選手は、過去に、このような発言をされています。


 

●あるテレビ番組において、オフにおける「極秘トレーニング風景」を撮影した際、イチロー選手が、とても興味深い発言をしていました。今日は、その言葉を紹介したいと思います。

オフのトレーニングのカリキュラムの中で、公式球を240球を投げ込む練習方法を行っています。
その練習中に、知人と雑談をしながら、投げ込んだとき、いつの間にか240球の投げ込みが終了して、そのあとの身体の状態も、とても良かったという経験があるそうです。

その経験をもとに、イチロー選手は語ります。

「意識を違うところに持っていきながら、身体を動かしていくと、分散される。」

「集中させてしまうことによって、何かが分泌されなくなる。」

「ウエイトトレーニングも、マシーンに集中してやるよりも、(たとえば本を読みながらやるとかで)そういうことで別の効果を生み出すのかも」

 


 

このように、何か他のことをしながら、練習をすると、かえって能力が効率良く身につくというイチロー選手の自論です。

この発言と、その意味合いに関して、一つの仮定を私自身、思いつきました。

そのヒントを与えてくれたのは、エックハルト・トールさんです。

エックハルト・トールさんは、世界的なベストセラー『ニュー・アース 意識が変わる 世界が変わる」の著者であり、「アメリカで最も人気のある精神世界分野の著者」として、広く認知されている方です。

 

エックハルト・トールさんは、常々、頭の中の思考からフリーになったとき、「人は人生を有意義に生き、そして本来の能力を発揮できる(しやすくなる)」という事実を緻密に理論立てて、紹介されています。

 

イチロー選手による「~しながら」練習法は、このエックハルト・トールさんの理論に大いに関係があるのではないかと私は思いました。

ある一つの練習に関して、他に意識を持っていくことで、思考や雑念からフリーになった状態に自動的になり、その練習の効果が増すのではないでしょうか?

 

「この練習を集中してやらなければならない」という義務感が、かえってリラックスと集中を阻害し、嫌々やっている感覚にもなると思われます。過度に自分に精神的な負担を強いてしまうわけです。つまり、「思考」が邪魔をするわけです。

ところが、誰かと雑談をしながらとか、音楽を聴きながらとかで、義務感を生む思考からフリーになる状態に持っていくと、「いつの間にか目標回数を達成していた!」なんてことも、起きやすくなると思われます。

 

一概に、「いま、ここに集中しなければ、能力が身につかない」ということは無いと思われます。良い意味での「いい加減さ」が、リラックスを生み、ゆとりを生み出し、スペースを広げるのではないでしょうか?

結局のところ、スポーツでも何でも、練習して能力が高まり、身につけば良いのです。その目的に向かうためには、最適な方法を発見すべきでしょう。もし、「~しながら」練習法が、自分にとって有効な手段だとしたら、外部からのレッテルを無視して、それを選択することをオススメします!

あらゆる不安や後悔など生み出す思考からフリーになれば、その人自身の本来の能力を発揮しやすくなるという論は、私は支持します。

 

この記事が、皆さんに新しい視点を生み出すことが出来れば幸いです!

 

では、本日も、有意義な人生のステージをお過ごしください!

 

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