なぜボランティア活動が、認知症の発症を抑えるのか? (私の持論)
皆さん、こんにちは!!
行方不明だった二歳の男の子を見つけ出したスーパーボランティアの尾畠さんが話題にもなり、『ボランティア』に関して、最近、注目が集まっています。
それに伴い、ボランティアをすることによって得られるメリットをネット上で知る機会も増えているように思われます。
さまざまなメリットの中で、私が注目したいのは、「ボランティア活動をしている人は認知症になりにくい」ということです。
早稲田大学やアメリカの研究チームなどによって、このことに対して、データ分析が進められていて、信憑性も高そうです。
では、
なぜ、ボランティア活動をしている人が、認知症になりにくいのでしょうか?
【理由】
「心理的リラックス」に関係していると、私は考えています。
つまり、ボランティアというのは、「人を助ける」「人のために尽くす」という思いからの、人としての活動です。
そこにエゴは、介入しづらいと思われます。
~自己中心的な行為・行動そのものが根幹にある【エゴという存在】~
その対極となるのが、ボランティアという行為・行動です。
エゴは、極度の緊張状態を発生させます。
愛情に満ちた自分らしい状態から離れるため、必然的に、緊張状態を引き起こします。
ですが、『ボランティア』によって、エゴが発生しない状態であった場合、反対にリラックス状態が高まると想定できます。
このように、心理的、身体的リラックスが生じれば、『本来の自分』で存在し続けることになります。
これにより、『認知症』になる機会も遠ざかるのではないでしょうか?
心身の緊張状態が高ければ高いほど、免疫力が下がるのは、医学に詳しくなくとも、論理的に理解できる範囲でしょう。
その逆もしかり、なのです。
エゴは、人間そのものを捻じ曲げる強力なパワーを秘めています。その屈折したエネルギーによって、『その人自身の、本来の在り方』も捻じ曲げられます。
そのマイナスの影響力は、想像以上に、強力でしょう。
強力であるが故に、その不自然さが、身体にも心にも悪影響を及ぼすわけです。
ですが、そのエゴから解放されている状態というのは、『リラックス』状態に限りなく近いため、心理身体的な「病気」から遠ざかることを意味しています。
ボランティア活動によって、『エゴからフリー』になることで、身体的な健全化も進行するため、免疫力も向上し、認知症も遠ざけるのではないでしょうか?
いずれにしても、エゴに影響されていない状態というのは、メリットしかありません。
ボランティア活動は、そのメリットを促進する最適の方法であると言えるでしょう。