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名優たちの短すぎる人生について語ります

   


皆さん、こんにちは!

ニュースで、時折、ある俳優が若くして死んでしまう報道を耳にしたりします。とくに、海外の俳優の方々に多いのですが、「アルコール中毒」「ドラッグ中毒」などの中毒症状になり、それが祟って命を落とされる事例です。メンタル面で、収集がつかなくなり、自ら命を絶つケースもあり、『不幸な数』は過去に決して少なくないはずです。

こうしたケースを挙げると、ヒース・レジャーさんの死は世界に衝撃が走りました。クリストファー・ノーラン監督によるバットマンシリーズ・二作目『ダークナイト』でのジョーカー役でセンセーショナルを巻き起こしました。このシリーズで悪役ながらアカデミー賞助演男優賞を獲得(28歳での同賞受賞は史上4番目の若さ)。

ところが将来が嘱望された最中に、2008年、睡眠薬等の薬物併用接取による急性薬物中毒によって急死。すべての映画人が残念に思ったことでしょう。

 

また、フィリップ・シーモア・ホフマンさんの急死も衝撃的でした。ヘロインなどの薬物過剰摂取が死の原因とのことです。
2005年公開の『カポーティ』であり、この作品でトルーマン・カポーティを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞。

そのあと、ヒューマンドラマ、アクション映画などの主演、助演など活躍は多岐に渡り、演技派俳優の世界的な主軸となりえる才能の持ち主でした。
自宅には、20本の注射器と、50袋のヘロインが置かれてあったとのことです。
46歳で人生の幕を閉じられました。

 

また、名優ロビン・ウィリアムズさんの死も記憶に新しいことでしょう。検死の結果では自殺と判定。鬱状態に悩み苦しんだとのことです。
スタンダップコメディアンとして秀でた才能を開花させ、『グッドモーニング・ベトナム』『いまを生きる』『グッドウィルハンティング』など映画において、様々な役柄で活躍されたことは、もはや説明する必要はないでしょう。

 

ここに挙げた方々は全て才能溢れた俳優です。心身ともに健康体であれば、より太く長く映画にて活躍し、間違いなくファンを魅了し続けたことでしょう。ところが、精神的不安が原因で命を縮めてしまわれました。

何とも勿体無い話だと私は思います。感受性が高い故、日常生活に起きる不安感に対しても、極端にナーバスに反応してしまうことも解ります。しかし、いくら才能があろうとも死んでしまったら元も子もありません。反対に、もし長く活躍されていたら、演技を通じてファンに喜びを与え、社会貢献に繋がっていたことでしょう。

 

このように考えれば、名優ポール・ニューマンさんの偉大さも身に染みます。世界的な演技派スターとして名を成しただけでなく、晩年は御自身が設立した会社の純利益「2億2000万ドル」を恵まれない子ども達に全額寄付。最後まで人生を全うされました。

今こそ、全ての演技者は健康体であるべきだと思います。健全な心身で、自分の才能を演技に費やすことができる「自己管理」が必要ではないでしょうか?
これからの時代は、心身の健康が美化される方向に向かっていると私は信じています。そして、今後、名優たちの悲劇をニュースで発表されないことを願っています。

 

では、皆さん、今日も素晴らしき人生模様をお過ごしください!

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