映画『アクアマン』が、世界的に大ヒットしている理由とは?
皆さん、こんにちは!!
いよいよ、ワーナー・ブラザースが提供する『アクアマン』が日本でも公開されました。
【2019年1月27日時点で世界興収10億9000万ドルを記録して、興行収入が、DC映画史上No.1の興行成績を記録。】
とあるように、世界的な大ヒットを記録しています。日本での公開前から私も期待していました。
私個人の印象では、『意外な大ヒット』と捉えています。多くの映画ファンも、同じような印象を持っているのでは?
DCコミックの実写化映画として、どのような魅力が、この作品に込められているのでしょうか?
『ネタバレ無し』で、今回は、迫ってみたいと思います!
(感想)
そもそも非常に難しい設定であると思われます。
●[海の中の]アトランティス人の戦い
主役のアクアマンが地上で人間と暮らしているという設定ですから、地上の世界と海の世界、そこをどのように結びつけるのか。
興味津々でした。
はたして、辻褄があうのか?
ですが、違和感や疑問点も少ないかたちで、脚本的に成立しています。
つまり、観客の許容範囲内のストーリー設定です。
また難しい設定を覆い尽くすように、ダイナミックなCG映像が駆使されており、決してB級映画に陥らせない作品の出来栄え。
これは、ひとえに、ジェームズ・ワン監督の手腕の高さだと言えるでしょう。
海の世界を宇宙の見立てたような映像のダイナミズム。
こうした作品こそ、3D映像で見るべき作品ではないでしょうか。
『海底版アバター』の要素も見受けられます。
当ブログでも酷評した同シリーズの映画『スーサイドスクワッド』のような凡作に陥る心配もありましたが、全くの正反対。
ヒーローもののアクション大作では、近年でも出色の作品であると思います。
主人公のアクアマンは、バットマンやスーパーマンのようなネームバリューはありませんが、本作で一躍『注目されるべきヒーロー』に繰り上がったことは言うまでもありません。
アクアマンの無骨ながら独特の愛情とユーモアを持ち合わせているキャラクター。
決してステレオタイプのハンサムなヒーローではないです。
しかし、その分、万人から慕われるキャラクターなのでしょう。
「こんなヒーローが居ても良いじゃないか!」
そうした親近感をもたらせてくれるヒーローです。
ジェイソン・モモアさんをキャスティングしたのは【秀逸の選択】と評価できますし、はまり役です。
広大な海の底で繰り広げられるダイナミックなヒーローアクション映画。
『アクアマン』はヒーロー映画の中でも特異なポジションを占めています!
皆さん、ぜひ映画館にて鑑賞してみてください!!