『無心』、それもまた人々の素晴らしい叡智!!
2018/06/28
皆さん、こんにちは!!
自らの頭脳をフル回転し、考えぬいて、さまざまな発想を思いつくこと。
思考力によって、アイデアを生み出すこと。
現代社会において、『考える力』は、大多数の人々に求められる能力です。
つまり、人間は、他の動物と違って、『考える能力』に秀でているため、その能力を有効に使うことにこそ価値があるという捉え方です。
逆に言えば、考えないこと、考える力がないことが『人生において良くないこと』と捉えられる面もあります。
日本の過去の義務教育の在り方においても、それが垣間見えます。
ところが、一概に、『考えないこと』が悪いことではないケースもあると思います。
瞑想や深呼吸をしたときに起きる『無心』の境地。
あるいは、眠りに落ちる直前の『無心』の境地。
意識的に、あるいは無意識に訪れる『無心』
社会生活で、人は、様々な心配や悩みを抱えます。その都度、人は、考えてしまいます。
『余計な心理』
これが、ストレスを生み、過度な負担を心にも身体にも抱えます。
それを浄化してくれるのが、『無心』の境地です。
考える能力を持つ人間にこそ携える『技術』であるとも言えるでしょう。
ですから、考える能力と同時に、『無心』そのものを人間の持ちうる能力として価値を見出すことも大切だと思います。
淀んだ川が、晴天の気候に恵まれて、美しい流れに変化していく美しさ。
人の心も、同様でしょう。
一度、考えるのをストップし、リセットする。
心が淀むことなく、『無心』の境地になってこそ、【人の美しさ】が浮き彫りにされていくと思われます。
考える能力を身につけたからこそ生まれた、『無心』の境地。そして、そこに至ることが出来る『技術』。
私たちの、かけがえのない叡智だと思います!!